技術指導
1. リスクアセスメント指導(製造者向け・使用者向け)
機械類に対するリスクアセスメントは機械を製造する設計者と使用する事業者それぞれに求められており、危険源、危険状態、保護方策、
操作・作業などの見方が異なるため、それぞれに適したリスクアセスメントの考え方・まとめ方などを指導いたします。
2. 設計開発指導(機械系・電気制御系)
リスクアセスメントで特定された重要リスクに対し、法令や国際安全規格に準じたリスク相応の保護方策を選定しなければなりませんが、
市場の装置や機器だけで安全機能を実現できない場合があるため、プロセス・機械・作業に応じた保護方策の選定方法を指導いたします。
信州小布施 北斎館
管理指導
1. 文書管理指導(ドキュメンテーションシステム利用)
機械安全の対象の産業用の機械・装置は長期間にわたり使用されるため、その使用が完了して廃却されるまでは、安全性についての説明責
任が求められます。説明責任のエビデンスであるリスクアセスメントや設計図などの文書を長期間に渡り確実に保管し、いつでも利用でき
る仕組みを備えることが必要なため、ドキュメンテーションシステムの活用とした、機械安全の文書管理方法を指導いたします。
富士フィルムビジネスイノベーション DocuShare / DocuShare Express (Small Business)
2. 運用管理指導(機械安全マネジメント)
リスクアセスメントなど安全性を証明するエビデンスを有効なものにするためには、機械安全の適切な運用を保証するための組織体制・責
任権限・業務工程・力量向上などの運用管理の確立が必要です。しかし、機械の製造者の運用管理に対する法令の定めはなく、機械安全が
普及していない原因の一つです。企業や事業の状況に合わせて、適切に運用するための組織体制を提案し、準備と実践を指導いたします。
コンサルタントを依頼する前に確認 → 安全設計コンサルタント指針
おぶせミュージアム 中島千波館
診断代行
1. 評価判定代行(設計確認、実機確認)
機械の設計開発プロセスでは、企画後・設計後・製作後・調整後の4つの段階でリスクアセスメントを行い、リスク相応の機械になったか
どうか、妥当性を確認することが必要です。中でも、設計後は製作を着工する直前、調整後は製作を完工する直前の重要なマイルストーン
です。設計後では仕様書・設計図・計算書などの文書類、調整後では実機械の外観・機能や実操作を基にしたリスクアセスメントと保護方
策の妥当性確認が必要ですが、厚生労働省通達に準じた力量や資格を保有する専門技術者でなければ担当することはできません。
そのため、第三者として妥当性確認を行う管理者に対し、設計確認や実機確認に基づく評価判定を支援いたします。
2. 現場点検代行(既存機械など)
評価判定は、機械の設計開発プロセスに沿って、リスクアセスメントや保護方策の妥当性確認を行いますが、すでに設置・稼働している既
存機械では、企画設計段階で安全性の評価がないものが多く、実機械を見ながら追加の保護方策を検討する場合がほとんどです。数多くの
妥当性確認を行ってきた経験では、企画設計段階で検討すべき保護方策が織り込まれていない機械は多く、そのような不備を改善しないま
ま保護方策を追加しても安全機能は有効に働かないため、基本機能から見直すことは非常に重要です。
既存機械では仕様書や設計図が残存していない場合や、度重なる改造により文書と機械が一意しない場合が多いです。そのため、文書と機
械の整合性も含めた既存機械の現場点検を行い、現場の安全管理者に対し、結果と是正・改善の報告を支援いたします。
など・・・
おぶせ歴史民俗資料館
要員教育(外部委託)
ぴくはりさーちは、厚生労働省通達で示されている力量を保有されている方に対し、製品の販売や指導・請負などの役務を行いますので、
必要な力量を保有されていない場合には、以下に紹介しております講習の受講や各種認定資格の取得を事前に行ってください。
D-SOSTAP 安全技術普及会が運営する機械安全講習
機械安全エンジニア Aコース (MSE-A) : 専門技術 5講座 30時間/5日間
Cコース (MES-C) : 基本技術 7講座 42時間/7日間
Dコース (MSE-D) : 入門技術 2講座 15時間/2日間
機械安全講習会(機械安全エンジニア)リーフレット
各コースとも、安全基本原則、法令・技術者倫理、電気・制御安全、
リスクアセスメント、リスク低減方策、妥当性確認の科目があります。
講習の詳細については、(一社)安全技術普及会へお問い合わせください。
〒140-0011
東京都 品川区 東大井5-4-19 三井第3ビル102号
TEL : 03-5769-0775 FAX : 03-5769-0776
Email : contact@d-sostap.org
日本のあかり博物館
相談窓口
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具体的な課題解決や改善などを検討されている方には、
行程や見積を提示いたしますので、お問い合わせください。
フローラルガーデンおぶせ